2011年12月15日木曜日

老人いろはかるた

老人いろはかるた

●い
「犬もあるけば棒にあたる」→ 
「犬も歩かなければ体が弱る」
歩くことこそ健康の源です。
●ろ
「論より証拠」 → 
「論より血液検査」
あれこれ心配するより先ず血液検査。
●は
「花より団子」 → 
「花より点滴」
すぐ効くから、年寄りは安易に点滴するよね。
●に
「にくまれっ子世にはばかる」 → 
「にくまれ爺さん病院にはばかる」
爺さんが待合室で大声で談笑。この人どこが悪いの?
●ほ
「骨折り損のくたびれ儲け」 → 
「骨折り簡単、直りは遅い」
骨粗鬆症で骨はすぐ折れる。
●へ
「下手の長談義」 →
「下手の長便所」
お尻を出すのに一苦労、お尻を仕舞うのにも一苦労。ヨイショッと。
●と
「年寄りの冷や水」 → 
「年寄りの冷水摩擦」
乾布摩擦、冷水摩擦、皮膚を鍛えるのが健康のもと。若い者には負けない!
●ち
「ちりも積もって山となる」 → 
「ちり積もっても、かすんで見えず」
目が悪くなっているので、掃除しなくて汚くても平気。
●り
「律儀者の子沢山」 → 
「律義者の薬沢山」
お医者さんは色々な薬をくれますから、毎食後大量に飲まなくちゃ。
●ぬ
「糠に釘」 → 
「抜かずに次々」
注射針を抜かずに血液採取し、治療薬注射し、更に点滴をしてくれるフルコース。
●る
「類は類を持って集まる」 → 
「類は病気を持って集まる」
同じ病気の年寄り達が同じ医者に集まっていく。
●を
「老いては子に従う」 → 
「老いては医者に従う」
皆さん老いてもなかなか子には従わないが、医者には従うようです。
●わ
「笑う門には福来る」 →
「笑うボケには福来る」
ボケの症状が怒ってばかりでは、なかなか構って貰えない。笑うボケになりたいもの。
●か
「蛙のつらに水」 → 
「帰るのはつらい三ヶ月入院」
入院三ヶ月を過ぎると実質的な追い出しとなるが、家に帰るのは困る。
●よ
「夜目遠目傘の内」 → 
「夜中トイレ数知れず」
いちいち起きて行くのは面倒くさいのに何度も行きたくなるんです。
●た
「旅は道づれ」 → 
「たるんで股ずれ」
太ももの脂肪がたるみます。
●れ
「良(れう)薬は口に苦し」 → 
「良薬は口に多し」
いつも沢山のお薬を口いっぱいに含んで飲まねばならない。
●そ 
「総領の甚六」 → 
「総コレステロール量の異常」
お酒の飲みすぎ?運動不足?医者の注意はもう聞き飽きたなあ。
●つ
「月夜に釜を抜かれる」
「付き添いに預金を抜かれる」
悲しい現実。油断しているのではなく、信用しているのに。
●ね
「念には念を」 → 
「念には念の鍵確認」
外出時に鍵を掛けて来たか?いつも後で不安になります。
●な
「泣きっ面に蜂」 → 
「泣きっ面の内視鏡検査」
辛く苦しいけれど、歯をくいしばって我慢我慢。
●ら
「楽あれば苦あり」 → 
「楽に死にたい。苦しむのは厭」
突然コロッと死ぬのが理想です。
●む
「無理が通れば道理が引っこむ」 → 
「無理がたたってベッドに引っ込む」
調子に乗って動き過ぎて腰痛。以後数日は寝たり起きたり。
●う
「嘘からでたまこと」  → 
「ウコンからでたエキス」
年寄りの疲れた肝臓によく効くからね。
●ゐ
「鰯の頭も信心から」 → 
「鰯の頭もカルシウム」
骨のカルシウム補給は大切です。
●の
「のど元すぐれば熱さ忘るる」 → 
「のどに詰まって呼吸忘れる」
餅などがすぐに喉に詰まって死にます。気をつけて。
●お
「鬼に金棒」 → 
「老いに核酸」
老化防止にはDNA核酸やRNA核酸をたっぷり摂ること。
●く
「臭いものに蓋」 → 
「臭い加齢臭に風呂」
自分では気づかなくても周りににおってますから気をつけて頻繁に入浴。
●や
「安物買いの銭失い」 → 
「安サプリ買いの銭失い」
グルコサミンもコンドロイチンも含有量不足のサプリが実は多い。
●ま
「負けるが勝ち」 → 
「負けとか勝ちとかどうでもよい」
とにかく長生きすること!それだけだ。
●け
「芸は身を助ける」  →
「下痢は便通を助ける」
硬い便をふんばって出す腹筋力がもう無いので、下痢の方が楽。
●ふ
「武士は食わねど高楊枝」 → 
「ブタは食わねど高脂血」
脂身は控えてるのに、なぜか血中脂肪の値が上がるんです。
●こ
「子は三界の首枷」 → 
「子の世話にはならぬ」
なんとか一人で何でも出来る状態で暮らしたい。
●え 
「得手に帆をあげる」 → 
「得手の右手が不自由に」
脳障害での半身不随、右の人が多い。
●て
「亭主の好きな赤烏帽子」 → 
「亭主の好きな茶髪のカツラ」
周りの人はカツラに気付いて心の中で笑っていると思うけど、、、。
●あ
「頭かくして尻かくさず」 → 
「頭硬くて知り合い増えず」
頑固な年寄りには誰も寄って来てくれません。
●さ
「三べん廻って煙草にしょう」 → 
「採血終わって煙草にしょう」
血液検査の採血前は絶飲絶食、時には煙草もダメ。
●き
「聞いて極楽見て地獄」 → 
「聞いても聞こえず見ても見えず」
なにもかもぼんやり。よくわからん。でも、それでイイノダ!
●ゆ
「油断大敵」 → 
「油断大敵体重増加」
ちゃんとカロリー制限した食事を持続しましょう。
●め
「目の上のこぶ」 → 
「目の中の白内障」
かすんで見えない白内障。最近は簡単な手術で治るようになりました。
●み
「身から出た錆」 → 
「身から出た血糖値」
血糖値は正直です。食べ物、飲み物を節制してください。
●し
「知らぬが仏」 → 
「知らぬが民間療法」
民間療法の多くは単なる気休めだが、効くと信じれば本当に効くものだ。
●ゑ 
「縁は異なもの」 →
「塩分は異なもの」
塩分の摂りすぎに注意しましょう。
●ひ
「貧乏暇なし」 → 
「病院通い暇なし」
今日も通院、明日も通院、ああ忙しい。。。。
●も
「門前の小僧習わぬ経を読む」 → 
「門前の患者習わぬ医療講釈をする」
自分が医者に言われていることを他人に対して教えたがる。
●せ
「急いては事を仕損じる」 → 
「急いては転んで骨を折る」
ゆっくり、ゆっくり、慌てずに。
●す
「雀百まで踊り忘れず」 → 
「雀百まで食生活変えず」
若い頃からの高脂肪高カロリーの食事の習慣を変えるのは難しい。
●京
「京の夢大坂の夢」 → 
「今日の夢、昨日と同じ」
年寄りには新しいことが無く、夢も同じ夢ばかり。またトイレに行く夢を見た。


(注)
この老人いろはかるたは2011年12月15日バージョンです。
GNU FDL程度の著作権フリーとしてどんどん使用してください。
「もっと気の利いたものがあるよっ」とのことでしたら、投稿大歓迎!
みんなで磨いていきましょう!
*2011年1月12日一首「て」改訂

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